沖縄には「ゆいレール」というモノレールが通っています。
那覇空港直結の「那覇空港駅」から浦添市の終点となっている「てだこ浦西駅」までは片道約40分となっています。
朝、夕方のラッシュ時を除き10分間隔での運行をしているので、待ち時間も少なく時間を有効活用できるのも嬉しいポイント。
沖縄での生活や観光には車が必須だと思いがちですが、那覇市〜浦添市周辺であればモノレールを使用すると快適に生活することができます。
沖縄県民も通勤・通学で使用するなど、今では必要不可欠な交通手段となっています。
ゆいレールの路線図
片道40分で、各駅1分〜4分の間隔となっています。
支払い方法は?切符の種類など
交通系ICカード(主要の交通系IC)
改札を通る時にタッチするだけで簡単に支払いができる交通系ICカードですが、そちらを使用できます。
沖縄のモノレール「ゆいレール」ではSuicaやPASMO、Kitacaなど主要なICカードなどが使えます。
沖縄限定の「OKICA(オキカ)」はゆいレールの各駅や特定のバス営業所で購入ができます。
フリー乗車券
観光の際や何度も行き来する場合はフリー乗車券がとても便利でお得です。
有効期間は購入時間からの時間制で、窓口や券売機で買った時刻から翌日の同時刻(2日乗車券の場合は2日後)まで利用することができます。
また、フリー乗車券を提示すると割引を受けられる施設が多くあるのでかなりお得です!!
1日乗車券 | 大人800円 / 子供400円 |
2日乗車券 | 大人1,400円 / 子供700円 |
割引施設は以下です。
福州園、那覇市立壺屋焼物博物館、旧海軍司令部壕、首里城、玉陵(たまうどぅん)、浦添市美術館、識名園、沖縄県立博物館・美術館、対馬丸記念館、那覇市歴史博物館となっています。
各施設で40円〜110円の割引きとなっていてお得!!
バスモノパス
那覇バスとゆいレールが乗り放題のバスモノパスは、あまり知られていないかも‥!!
こちらは当日のみ有効となっています。
大人:1,000円 子供:500円となっています。
那覇バスとゆいレールを乗れば、那覇市内をかなり散策できます。
始発・終電は何時?
那覇空港駅行きの上り線の始発駅は「てだこ浦西駅」という駅となっています。
その始発駅からの始発時間は朝5:20となっています。
那覇空港駅からの始発時間は6:00です。
早朝の飛行機の時間に間に合うように始発の前倒しが最近あり、さらに便利になりました。
終電時間は上り始発てだこ浦西駅、下り始発の那覇空港駅どちらとも23:30となっています。
モノレール駅周辺のおすすめ観光スポット
沖縄モノレールの「ゆいレール」で行けるおすすめの観光スポットを紹介します。
絶対外せない「国際通り」
沖縄県随一の商店街といえば「国際通り」。
そんな国際通りへは、モノレールを使用して楽に行くことができます。
国際通りへのアクセスにピッタリの駅は「牧志駅」、「美栄橋駅」、「県庁前駅」となっています。
国際通りでは食べ歩きやお土産、コスメなどなど幅広く楽しめるので観光の際はお立ち寄りください。
ディープでレトロな雰囲気を楽しめる「栄町市場」
モノレール駅「安里駅」から徒歩2分の場所にある栄町市場。
昼間は商店や市場がオープン、またカフェや飲食店なども増え若者も多く立ち寄るこのディープな場所は観光客も増えています。
夜は多くの居酒屋があり、多くの人で賑わっています。
栄町市場は、注目スポットとなっているのでおすすめです。
世界遺産「首里城」
首里城へはモノレール「首里駅」を降りて、徒歩15分ほどの距離の場所にあります。
2000年に世界遺産登録され、2019年の火災で正殿が消失し2024年現在は赤い漆喰の正殿はありません。
しかし現在も観光客で多く賑わい、一度は訪れてほしい観光スポットの一つ。
首里城正殿の完成は2026年を目指しているとのことです。