創業30年以上になる那覇市首里の閑散とした住宅街に佇む富久屋(ふくや)。
富久屋(ふくや)では沖縄の伝統的な家庭料理を食べることができて大人気のお店。
沖縄の食堂よりも落ち着いた雰囲気で、観光客や地元の老若男女を問わないお客さんがたくさんいました。
沖縄ではお正月やお祝いごとの際に欠かせないお味噌汁である「いなむどぅち」や「中味汁」などのメニューがあります。
沖縄に来たら行ってほしい!富久屋(ふくや)を紹介するのでぜひチェックしてくださいね!
富久屋(ふくや)はどこにある?駐車場はある?
富久屋(ふくや)は那覇市首里の住宅街にあり、お店の存在を知らないとたどり着くことはないでしょう。
ひっそりとした雰囲気は、まるで隠れ家。
那覇空港からは約8.5kmほどで、車でおおよそ25分程度となっています。
モノレール駅の儀保駅からも近く、500mほどの距離で徒歩で10分程度で着きます。
お店への入り口はこちらから。
Googleマップで富久屋(ふくや)へ向かっていたんですが一度見逃して入ることができませんでした。笑
富久屋(ふくや)には専用駐車場があります。
敷地へ入ると、右側が富久屋(ふくや)の駐車場となっていましたよ。
那覇市首里のお店で専用駐車場がある店舗はなかなかなく、かなり嬉しいポイントです。
モノレール駅からも比較的近いので、徒歩でのアクセスも良いですね。
お店の雰囲気
店内は昔ながらの沖縄のお家のような雰囲気で、落ち着きます。
座敷席メインなのでお子様連れでも安心です。子供用の椅子もありました。
奥の方にはテーブル席もあるので、幅広い方に利用しやすい店内となっています。
夜の部は予約のみで営業しているとのこと。
また、オードブルやお持ち帰りも受け付けています。
富久屋(ふくや)のメニュー
富久屋(ふくや)のメニューはこちら。
- いなむどぅち定食
- 中味定食
- 沖縄そば定食
- ゆし豆腐定食
- んむわかしー定食
- むじぬ汁定食
- 沖縄そば単品
沖縄の郷土料理には、ゴーヤーチャンプルーやソーキ、沖縄そばなどがありますが、こういったメジャーな沖縄料理も食べてみたい!という方におすすめ。
特に、いなむどぅちは食堂などでも見かけることが少ないメニューです。
急須で出てくるお茶にほっこり。
今回のオーダー
今回はオープン当初から人気という「いなむどぅち定食」にしました。
こちらの定食には、ジーマーミ豆腐やどぅる天、かんぴょういりちーなどの小鉢がついてきます。
沖縄県民には広く親しまれている郷土料理の「いなむどぅち」ですが、県外の方にはまだまだ知られていない料理。
いなむどぅちは、甘めの白味噌と鰹出汁をベースにしたお味噌汁で椎茸やこんにゃく、タケノコや豚肉などが入っています。
隠し味にピーナッツバターが入ったいなむどぅちは、コクがありながらまろやかな味わい。
ホッとする美味しさを感じられます。
具沢山で食べ応えもありますよ。
こちらがどぅる天。沖縄県民でも食べたことがない方も多いのではないかと思います。
どぅる天は、「どぅるわかしー」という田芋を使った琉球料理を成形し、揚げてアレンジしたものです。
田芋(沖縄の方言でターンム)は、たくさんの小芋を実らせて増えることから沖縄では昔から「子孫繁栄」を表していて、お祝いの席には欠かせない食材。
そしてこのどぅる天は、外はカリッ、中はもちっとした食感で素朴な味で美味しかったです。
ジーマーミ豆腐は県内外の方に広く認知されていると思います。
ピーナッツを使った沖縄の郷土料理として親しまれていて、何と言ってもプルプルの食感と独特な風味がクセになります。
そして甘いタレと相性が良い。
そのほかの小鉢も素朴な味わいで美味しかったです。
暖かいお汁と、たくさんの小鉢でお腹いっぱいで満足できました。
まとめ
創業30年以上になる那覇市首里の閑散とした住宅街に佇む富久屋(ふくや)。
富久屋(ふくや)では沖縄の伝統的な家庭料理を食べることができて大人気のお店。
沖縄ではお正月やお祝いごとの際に欠かせないお味噌汁である「いなむどぅち」や「中味汁」などのメニューがあります。
次回は、現在は品薄となっているむじぬ汁を食べてみたいと思います。
沖縄に来たら気軽に行ける沖縄の食堂も良いんですが、ここでしか食べられない沖縄の郷土料理も食べてみてほしいです。
創業30年以上、地元の老若男女愛される「富久屋(ふくや)」にぜひ行ってみてくださいね。
店舗情報
富久屋(ふくや)
住所:1丁目-14 首里当蔵町 那覇市 沖縄県 903-0812
営業時間:11時30分~15時00分
駐車場:専用駐車場有り
定休日:火曜日
食べログ:https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470102/47001522/